日本人は昔から生活の中にデザインを取り入れて美を楽しんできました。
生活に絶対に必要というものではないけれど、遊び心を普段の生活の中に取り入れることで、心を豊かにする知恵がありました。
欄間の彫り物、床の間の掛軸。生活様式が変わることで失われていく日本の伝統美。手ぬぐいもその一つです。なら町長屋株式会社は、古いものを大切にするだけでなく、そこに新しい価値を与え、そこから生まれるコミュニケーションを大切にしたいと考えています。
奈良市街地の東部、元興寺の旧境内を中心とした地域は「ならまち」と呼ばれ、
古くから観光地として知られてきました。
その「ならまち」近くに位置する「もちいどの通り」アーケード街の中にある
長屋風ショッピングモールが「なら町長屋」です。
元興寺の南側、昔ながらの町並みが残る「ならまち」の一角、音声館から音声館の駐車場に向かう細い路地に面して、古い町家を活かした複合スペース「ならまちすーく」があります。
入り口の大きな井戸、「どこか懐かしい」と感じる長屋風の小さな店舗。
ここだけタイムスリップしたような錯覚をおこします。
井戸の前にあるスペースでは、イベントが行われます。